京の七夕

開催趣旨/七夕のおはなし

七夕とは

天の川を隔てた彦星と織姫が一年に一度、7月7日の夕べに出会うという「七夕の伝説」。

中国では織姫星にあやかり、裁縫や書などの上達を星に願う「乞巧奠(きっこうてん)」が行われていました。

日本には奈良時代に伝わり、機を織り租霊に捧げる「棚機(たなばた)」というお盆の行事と融合したものが、日本における「七夕の起源」と言われています。

京都の冷泉(れいぜい)家では、現在でも旧暦の七夕の時期に合わせて「乞巧奠(きっこうてん)」が行われます。


冷泉家による“七夕のおはなし”はこちら

開催趣旨

「京の七夕」は、“一年に一度、願いごとをする”という古くから伝わる七夕の節句の意義や云われを見つめ直し、その伝統を引き継ぎつつ、伝統産業や、和装の振興などの観点も含めた京都ならではの現代版・七夕まつりとして開催します。
民間事業者・市民団体等の連携・協力の下、様々なエリアで実施し、8月の京都は「京の七夕」と広く認知いただけるよう、京都各地でそれぞれ特色のある「京の七夕」を開催します。

環境への配慮

本事業を通じて、京都議定書発効の地・京都にふさわしい、環境に配慮した取り組みを行います。

具体的には以下のことを計画しています。

  • 1.放置竹林の整備

    ボランティアを募り、放置竹林の整備を行います。

  • 2.LED照明の使用

    京の七夕で使用する照明器具は可能な限りLED照明を使うなど、省電力に努めます。

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