夏の京都は着物や浴衣を着るといいこといっぱい!和装でお出かけすると特典やサービスが受けられるお得な和装特典をまとめました。
お出かけ前にぜひチェックしてみてください。
和装とは、日本の伝統衣装である「和服」を着ること。
奈良・平安時代から続く歴史の中で、着物、帯、長襦袢、羽織、袴などのさまざまな種類が生まれ、1300年に渡り和装文化として発展してきました。また、和装には、礼装、準礼装、略礼装、普段着など、着用シーンに合わせた格があります。季節や着用シーンに合わせて柄や素材などの組み合わせも可能です。この機会に和装の魅力を再発見するとともに、楽しいひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
和装を学ぶ
着物の種類
着物には、用途や格式に応じてさまざまな種類があります。
代表的な着物の種類としては、留袖、振袖、訪問着、色無地、小紋、紬、浴衣などが挙げられます。着用シーンに合わせて着物と帯、小物の格を合わせて選ぶことも大切です。和装のたしなみを知ることで、和装を着用する楽しみも広がります。
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黒留袖(くろとめそで)
黒地の着物に五つ紋(背と両袖、両胸)を染め抜き、裾模様を配した祝儀のための着物です。婚礼の振袖の袖を切って短くすることから、「留袖」は既婚女性のものとされています。
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色留袖(いろとめそで)
未婚既婚を問わず着ることのできる祝儀用の第一礼装です。黒留袖と同じく、五つ紋を付けるのが正式ですが、三つ紋(背と両袖の外側)や一つ紋(背のみ)といった略式にすると、訪問着感覚で広範囲に着ることができます。
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振袖(ふりそで)
袖丈の長さにより、大振袖、中振袖、小振袖があり、袖丈が長いほど格調が高いとされています。花嫁衣裳には大振袖と呼ばれるもっとも袖の長いものを。振袖の柄は、仮仕立てをしてから描かれるため、全体で見ると一枚の絵のような総模様に。
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訪問着(ほうもんぎ)
社交着として既婚未婚を問わず、結婚式やパーティー、お茶会など様々な場に着ていくことができます。柄付けは、仮仕立てをしてから、縫い目で柄がつながるように描かれます。三つ紋(省略する場合は一つ紋)を入れると準礼装に。
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色無地(いろむじ)
地紋のある生地を一色に染めた着物で、三つ以上の紋を付ければ準礼装に、一つ紋は略礼装、無紋だとおしゃれ着にもなります。明るく華やかな色のものは吉事用、地味な色合いのものは凶事用。 落ち着いた紫や明るめのグレーなど、上品な色を選んでおけば両用として着ることができます。
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喪服(もふく)
服喪期間中の行事に、近親者が不祝儀の正装として着用します。地方や家柄などに違いはありますが、不祝儀の正装は黒無地の五つ紋付が一般的です。素材や着方も地方によって様々。昔ながらのしきたりどおり下着を重ねて着るところもあれば、 喪が重ならないよう1枚で、というところも。
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小紋(こもん)
おしゃれ着としての気軽さと、晴れ着としての華やかさを併せ持つ着物、それが小紋です。訪問着では大げさすぎ、でもちょっとおしゃれもしたい…そんなときに小紋はとても重宝します。あまり大規模でないパーティーやお茶会などに向きます。
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紬(つむぎ)
染めた糸を織って作られるため、縞や格子、絣などの幾何学的な柄が多く、柄が細かいほど熟練した技術が必要です。紬というと、どんなに高価でもふだん着という感覚が強いのですが、無地の紬に紋を付ければ準礼装として通用します。おしゃれ着としても、様々な楽しみ方のできる幅の広い着物です。
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浴衣(ゆかた)
素肌に羽織る夏の湯上りの着物で、素足に下駄が浴衣らしくて素敵です。現代では昔ながらの紺白の柄だけではなく、洋風プリントのカラフルな浴衣が多く作られており、 最も身近な着物として親しまれています。
着物の柄
和装の柄には、日本の四季や文化が美しく描かれ、日本の風情を感じることができます。
さらに、鶴や波など縁起の良い模様には長寿や平穏などの願いが込められており、場面に応じた選び方も楽しみのひとつです。
柄の意味を知ることで、和装の魅力はさらに深まります。
装の柄の基本や選び方を知り和の美しさに触れながら、着物の世界を楽しんでみませんか?
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四季の柄
春は桜や藤、夏は朝顔やなでしこ、秋は紅葉や菊、冬は松や椿などの柄があります。季節を少し先取りして着るのが粋とされます。また梅は子孫繁栄の意味も含まれています。
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吉祥文様(きっしょうもんよう)
鶴、亀、鳳凰、松竹梅、扇、桜、牡丹、七宝、宝尽くしなどの縁起の良い意味が含まれた文様です。婚礼や祝いの場にふさわしく、花嫁衣裳や留袖、訪問着、振袖などに使われます。
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有職文様(ゆうそくもんよう)
平安時代に中国から渡来した文様を日本独自に発展させ、当時の公家社会で装束や調度品などに用いられました。代表的な文様に亀甲、向い蝶、小葵などがあります。
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正倉院文様(しょうそういんもんよう)
奈良時代に献納された宝物が収められている正倉院に由来する文様です。西アジアや中国の影響を受けた異国情緒あふれ、葡萄唐草、唐花、華文などがあります。
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動物の柄
縁起や象徴的な意味が込められていることが多く、季節感を持たせるためにもよく用いられます。蝶、燕、金魚などがあり、フォーマルにもカジュアルにも使い分けることができます。
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幾何学文様
麻の葉、市松、格子、水玉、縞などひとつの文様を繰り返した柄です。普段着からおしゃれ着まで幅広く活用できます。
京都の和装・伝統工芸
京都は、和装文化と伝統工芸が今も息づく特別な場所です。
四季折々の自然を映した着物の柄や、職人の手仕事による染めや織りの技術は、日本の美意識と歴史を感じさせてくれます。
京都ならではの西陣織や京友禅などの技法は、見た目の美しさだけでなく、そこに込められた意味や物語も魅力のひとつです。
京都の伝統美に触れながら、和の装いを楽しんでみませんか?
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京友禅(きょうゆうぜん)
江戸時代前期、扇絵師・宮崎友禅斎が考案した絵画的な模様を着物に応用したのが始まりです。手描きによる繊細な模様と鮮やかな色彩が特徴です。明治時代には型染め技法が加わり、量産が可能となり普及しました。
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西陣織(にしじんおり)
先染めの糸を用いて紋様を織り出す高級紋織物で、平安時代初期に生産が始まりました。応仁・文明の乱の山名宗全率いる西軍の陣所に由来する西陣の地で、乱を逃れた織工達が織業を再開させました。帯や着物だけでなく、現代では緞帳(どんちょう)やタペストリーにも活用されています。
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丹後ちりめん(たんごちりめん)
京都府北部・丹後地方で生まれた高級絹織物で、独特の「シボ(凹凸)」が特徴です。江戸時代中期に絹屋佐平治が西陣の技法を丹後に伝えたことが起源とされ、現在も着物の生地の高い国内シェアを誇る日本最大の絹織物産地です。
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京小紋(きょうこもん)
型紙を用いて、繰り返し模様を染める技法で、繊細な⽂様と豊かな⾊彩が魅⼒です。江⼾時代に武⼠の裃として用いられ、上杉謙信や徳川家康の胴服などは、この技法が駆使して作られていました。最初は単色でしたが、その後彩色へと変化しました。
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京くみひも(きょうくみひも)
千年以上受け継がれる伝統的な組紐技法で、繊細な編み目と雅な色彩が特徴です。平安時代から神具、仏具として用いられ、現代では羽織の紐、帯締め袋物の紐、髪飾りなど広く活用されています。
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京扇子(きょうせんす)
京都で千年以上の歴史を持つ伝統工芸品で、素材、製法によって板扇と貼扇に分けられます。平安時代に宮中で使われた「檜扇」に始まり、明治以降は舞扇や茶扇、飾り扇など多彩に発展。現代では贈答品やインテリアとしても人気を集めています。
着物のマナー
和装の所作には、着物を美しく見せるだけでなく、品よく振る舞うためのコツがたくさんあります。
ちょっとした所作のコツを知れば、和装をもっと素敵に楽しめます。実践しやすい具体例をいくつかご紹介します。
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歩き方
内股で歩幅は狭く。
履物を引きずったり、大きな音を立てたりしないで、背筋をのばして歩きましょう。 -

椅子に座る
帯をつぶさないように、もたれず浅めに座ります。
後ろの裾が地面に付かないように、少しひざの裏に入れ込むようにして。 -

車に乗る
お尻からシートに腰をおろし、片手で袖を持ち、もう片方の手で上前を押さえながら身体を回転させて足を入れます。
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階段をのぼる
右の上前を持ち、腰を落とし気味にのぼります。
上がった足が地に付くと同時に残った足を上げると、足首があまり見えません。 -

トイレに行く
上前と下前の褄先(つまさき)を持ち上げて、帯の上側にはさみ込みます。
トイレから出るときは、お太鼓のたれが上がっていないか確認を。 -

物を取る
卓上の物を取るときは、片方の手で袂(たもと)を押さえ、袂が卓上をすって汚れたり、 物を倒したりしないようにします。

